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「サクラ前線」早め?

  • 2009/03/16(月) 16:07:32

 気象庁の発表によると、
今年の桜(ソメイヨシノ)の開花予想は
平年より早めになる所が多くなるということです。
 2月の気温が高かった上に、
3月も高温が予想されることがその理由になっています。
 いよいよ春本番近し、という感じですね。

 九州大学の伊藤久徳教授(気象学)らの分析によれば、
このまま地球温暖化が進むと、
今世紀末には最大で4週間近く桜の開花が早まるようです。
 
 ソメイヨシノは九州から北海道南部にかけて分布しますが、
冬の間、最高気温10度以下の寒気に約60日間さらされることで、
木が眠りから覚める「休眠打破」と呼ばれる現象が起こり、
春先の気温の上昇が一気に開花を促すといわれています。
 この点からも、温暖化という気候変動が、
桜の開花という身近な出来事にも
少なからず影響を与えているのがよくわかります。

 ところで、桜には自生種と栽培品種があります。
自生種は日本、中国、北米、ヨーロッパなどにありますが、
主に東アジア地域に多く分布しています。
 栽培品種が最も多いのは、
いうまでもなく日本で、その数は300種以上になります。
アメリカのワシントンにあるポトマック公園は有名ですが、
その他にもイギリス、フランス、ドイツ、ベルギーなどのヨーロッパ、
タンザニア、ルアンダなどのアフリカなど、
今や日本の桜は世界中に広がっています。

 いかに見事に咲いた桜の花でも
欧米人にとっては、「オー・ワンダフル」「オー・ビューティフル」、
つまり、単なる眺める対象にしか過ぎません。
 しかし、我々日本人の多くは、
桜の花に自らの人生を投影することができます。
 冬の厳しい寒さに耐え、ようやく花を咲かせたと思ったら、
いたずらな春の嵐によって一夜で散って行く、
そのいさぎよさやはかなさに心を打たれるのだと思います。
 
 「国家の品格」の著者である藤原正彦氏は、
これこそ日本固有の「情緒」「感性」だと指摘しています。
 また、昭和初期の流行作家である林芙美子の
「花の命は短くて、苦しきことのみ多かりき」の名句は
あまりにも有名です。

 一箇所にある桜の種類として日本最多は、
東京都八王子市の多摩森林科学園桜保存林の約250種です。
関西では大阪市北区の造幣局「花の通り抜け」で
約110種の桜を楽しむことができます。

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  • 2012/11/04(日) 16:01:38

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  • 2009/03/24(火) 20:43:39
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